紫穂の香の 揺れるまに咲く 白浜に 紅い貝殻 ひらふ乙女よ ひとり あのこは なにを歌つてゐるのでせうか みはてぬあいを みつめるひとみ わたしは耳を澄まします みぎわに隠れた 声を探して しおらしく 寄せたまゆあひと しらまなこ 潮風に揺れる 黒いヴェー…
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