倦怠の勿忘草

“汚れつちまつた悲しみは 倦怠のうちに死を夢む”

ほたるのブログです。

 

ブログです。

 

どうしてブログでしょうか。

 

僕は言葉を信用しません。言葉はどのようにも飾り付けられ、ひとが言葉を紡ぐということは、ひとが嘘を紡ぐということだと思っているからです。

 

だから僕はおしゃべりが嫌いです。実践と態度によって示されたものでないと信じないようにしています。

 

そんな僕が言葉によって表現するためには、言葉から嘘を取り除く必要があります。

 

嘘とはつまり、言葉に付いた内容、意味です。世界は常に動いています。変わらないものなどひとつもありません。なのに言葉だけがいつも同じ意味を持った言葉であるために、言葉は動きについて行けず、物事をありのままに伝えることができないのです。

 

とは言っても、音楽や美術のように見る側に特別な態度を要求する表現よりも、言葉による表現のほうが即効性はありそうです。

 

では、言葉を使ってより鮮明に、より正確に何かを伝えるにはどうしたらいいのか。

 

正直、僕には分からない。

 

はい、そういうわけで、実践するしかないのだと思い至りました。

 

つまりこのブログはそういうものです。

 

感情が動いたことはそれだけで価値あるもの。しかし、それを忘れたくないというのも本音なのです。

 

つまりこのブログは記録としても働きます。

 

他人が見ておもしろいものになるかはわかりませんが、自分でおもしろいと感じたことを書いていくのでよろしくお願いします。